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ロータリーとは

ロータリークラブ

さまざまな分野の職業人が集まり、生涯にわたる友情を培いながら、知恵を寄せ合い、地域や世界のさまざまな課題を解決するために草の根の活動や国際的な取り組みを行うところです。

クラブの会員は「ロータリアン」と呼ばれ、すべての職務における高い倫理基準を奨励し、人道的奉仕を行いながら、世界の親善と平和の確立に寄与しています。

さらに、青少年のキャリア開発を支援するほか国際交流プログラムも提供しています。

ロータリーの活動分野

ロータリーは、より平和な世界を築くために、6 つの分野に重点をおき、国際関係を培いながら、人びとの暮らしを支援しています。

平和の推進

疾病との闘い

水と衛生

母子の健康

教育の支援

地域経済の発展

環境の保護

もっと知りたい

多様性、公平性、開放性

多様性 ロータリーはあらゆる背景を持つ人や幅広い文化、経験、アイデンティーの人を歓迎します。

公平性 ロータリーはクラブ会員の公平な扱いと機会の均等を保つよう努めています。

開放性 ロータリーは、あらゆる人が歓迎されていると感じ、尊重され、会員として大切にされるクラブの環境づくりに力を注いでいます。

ロータリーの始まり

ロータリーは一人の青年弁護士のビジョンによって始まりました。その人物はポール・ハリスです。シカゴで法律事務所を始めたポール・ハリスが、「友情とビジネスを混ぜ合わせたら、友情もビジネスも増えるのではないか」というアイデアをもとにして、3 人の友人と世界初のロータリークラブ(シカゴ・ロータリークラブ)を 1905 年 2 月 23 日に設立しました。

設立以来、ロータリーは徐々に人道的奉仕にも活動の範囲を広げ、創設後わずか 16 年の間に 6 大陸へと広がりました。日本では 1920 年(大正 9 年)に、当時、三井銀行常務取締役であった米山梅吉が中心になり、初のロータリークラブ(東京ロータリークラブ)が設立されました。

今ではそれぞれ異なる職業や文化をもつロータリー会員が、地域社会や国際社会が直面するさまざまな課題に取り組んでいます。

国際ロータリー(RI)

現在ロータリーは世界の 200 以上の国と地域に 36,000 以上のクラブがあります。クラブ数 36,246、会員総数 1,213,465 人(2020 年 6 月 16 日 RI 公式発表)です。この全世界のロータリークラブを会員とした連合組織が国際ロータリー(RI)です。RI の運営は、全世界から選挙でされた会長と理事によって運営されます。

日本は 3 つのゾーンに分けられており、さらに 34 地区に区分されています。当クラブは第 2580 地区(東京都北半分と沖縄県)にあり、地区内のクラブ数は 70 クラブ、会員数は 2,901 人(2020 年 6 月末現在)です。地区では毎年、地区ガバナーが選挙され、地区ガバナーにより地区の運営と、地区協議会や地区大会が行われます。

RI 歴代会長の中には、1968-1969 年度に東ヶ崎潔 RI 会長、1982-1983 年度に向笠廣次RI会長、2012-2013 年度に田中作次 RI 会長がおります。

ロータリーの目的

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を推奨し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を推奨することにある。

第1 奉仕の機会として知り合いを広めること。

第2 事業および専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること。そしてロータリアン各自が業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること。

第3 ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理想を適用すること。

第4 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって国際間の理解と親善と平和を推進すること。

四つのテスト

ロータリアンが生活や仕事の場面で常に覚えておくべき 4 つの問い、それが「四つのテスト」です。政治や宗教に関係なく、すべての人びとの倫理的指針となるこのテストは、100 カ国語以上に翻訳されています。

“言行はこれに照らしてから”

1)真実かどうか

2)みんなに公平か

3)好意と友情を深めるか

4)みんなのためになるかどうか

ロータリーの哲学を端的に表現し、職業奉仕の理念の実行に役立つものとして、四つのテストがあります。このテストは、シカゴのロータリアンであり、後にロータリー創始 50 周年(1954-55)に、国際ロータリー会長を務めたハーバート J.テーラーが、1932 年の世界大恐慌のときに考えたもので、商取引の公正さを測る尺度として、以後、多くのロータリアンに活用されてきました。

もっと知りたい

奉仕部門

私たちは、クラブ活動の土台となる 5 つの奉仕部門を通じて、地域社会や海外での奉仕に力を注いでいます。

・クラブ奉仕 会員同士の関係をはぐくみ、積極的な会員増強計画を実行して、活気あるクラブづくりを行うことです。

・職業奉仕 すべてのロータリアンが倫理と高潔さをもって仕事にあたり、職業の知識やスキルを社会のニーズ解決のために進んで役立てることです。

・社会奉仕 すべてのロータリアンが、地域の人びとの暮らしを豊かにし、より良い社会づくりに貢献することです。

・国際奉仕 国際的なプロジェクトでボランティアをしたり、海外のパートナーとの協同活動を通じて、平和と相互理解を推進することです。

・青少年奉仕 さまざまな取り組みを通じて、青少年や若い世代の社会人がリーダーシップ能力を伸ばせるよう支援することです。

国際ロータリーの標語

 

「超我の奉仕」

「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」

「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」の一文は、シカゴで開かれた第一回ロータリー大会で、ロータリアンのアーサー・フレデリック・シェルドンが行った演説を基に作られた標語です。シェルドンはその演説の中で次のように語っています。「他者に対する正しい経営の科学のみが引き合うのだ。経営とは人間的な奉仕の科学である。その仲間に最もよく奉仕する者が最も多く報いられる(He Profits Most Who Serves His Fellows Best)」。シェルドンは、「ビジネスはすべて社会に尽くす手段でなければならない」という信念を持っていました。

「超我の奉仕」は、ポートランドでの第二回ロータリー大会で演説を行ったミネアポリス・ロータリークラブの会長、ベン・フランク・コリンズにより紹介された「無私の奉仕(Service, Not Self)」という理念を基に作られた標語です。コリンズは他人のために尽くす意義と重要性を説き、ロータリーは“Service, Not Self”を根本精神としなければならないと強調しました。

その後、2 つの標語は 1950 年にデトロイトで開催された RI 国際大会で、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる(He Profits Most Who Serves Best)」と「超我の奉仕(Service Above Self)」に修正され、ロータリーの公式標語として正式に承認されました。

1989 年の規定審議会では、「超我の奉仕」がロータリーの第一標語として採択されました。これは、この言葉が利己的でないボランティア奉仕の哲学を最もよく言い表しているとの理由からです。一方、「He Profits Most Who Serves Best」は、2004 年規定審議会で「They Profit Most Who Serve Best」に修正され、さらに 2010 年規定審議会で現在の標語「One Profits Most Who Serves Best」となりました。